保育士の給料と年収および保育士の昇給について

他の保育園で働く保育士の給料はいくらなのかな？私の年収は平均より多いのか・少ないのかどちら？他人の給料気になりますよね。保育士の給料と年収。昇給について調べました。

保育士の給料

保育士の給料は、年齢や地方や勤務先によっても差があります。一般的な金額としては、20代で約10万円～20万円、30代で約21万円～26万円、40代で約22万円～25万円となっています。

特に20代は地方や勤務先によって大きな差がありますが、初任給は約16万円?17万円というのが一般的です。

公立の保育園で正社員として働く場合は、地方公務員として扱われるので、地方公務員の給与規定に従った給料が支給されます。地方公務員には各種手当が適用されるので、長期に渡って安定した待遇を受けながら働くことが出来ますね。

私立の保育園で働く場合は、条件も勤務先によって様々ですが、公立の保育園と給料の面では大きな差はありません。勤務年数や過去の経験などによっても支払われる給料の額は変化します。　

保育士の年収

保育士の年収を調べたデータはたくさんありますが、平均すると年収は約310万円となっています。月給の平均は21万円で、平均時給は1,247円です。年間のボーナスなどの平均収入は54万円です。

このデータの平均年齢は34.7歳で、男女によっても年収に差があります。男性の平均年収は323万円、女性の平均年収は309万円となっています。勤続年数は平均7.6年の場合のデータです。勤務先の規模によってもやや年収に差があります。

10人～99人の規模に勤める場合の平均年収は318万円、100～999人の規模の場合は312万円、1,000人以上の規模の場合は316万円です。10人以上の規模の平均年収は317万円となっています。　

保育士の昇給

保育士は、仕事量の割に給料が少ないとよく言われていますが、保育士には昇給があるので、毎年給料が上がることを期待する楽しみもありますね。私立の保育園の場合は、昇給があまり期待出来ない所もありますが、公立の保育園の場合は、勤続年数に伴って給料が少しずつ上がって行きます。その理由から、公立の保育士の離職率は低くなっているのです。

あるいは、公立保育園から民営化された保育園というのは、昇給する割合が比較的良くなっています。しかし、小規模な保育施設や結婚したら退職する保育士が多いような保育園では、昇給は少なくなっています。

しかし保育士になる人は、高い収入を得るためになるというよりも、お金では買えないやりがいを求めてなる人が多いですね。ですから、子供の面倒を見たり、子供の成長を見る喜びや感動を感じているので、多少給料が安くても保育士の仕事を続けているという人が多いですね。　

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